2010-01-01から1年間の記事一覧

『1テーマ5分で分る世界のニュースの基礎知識』池上彰☆☆☆☆☆

最新の世界情勢とその分析を完結にまとめた本。通常ニュースでは入ってこない中東、EUROを含め、かなり広い視点から世界情勢を分析していて非常にためになる。現在も世界各地で紛争が絶えない現実を知ることも必要なんだと感じた。

『かわいいころを過ぎたら』青沼貴子

ぽよぽよザウルスの続編。年頃の男の子はこんな感じ?

『40歳の教科書』ドラゴン桜公式副読本

子育てについて、様々な著名人が自分の考えを寄稿している。『英語はいつから学ぶべきか』『金と仕事をどう考えるか』『挫折や失敗をした子供にどう接するか』にテーマを絞っている。それぞれ筆者の考えとバックグランドを説明しており、一読に値する。40…

『東京都の副知事になってみたら』猪瀬直樹

著者猪瀬の日記&意見集。

『マジで使える労働法』今野晴貴

労働問題の入門書。基礎編として読んでおく価値あり。ただし宣伝臭がする。

『星を継ぐもの』ジェイムス・P・ホーガン☆☆☆☆☆

月面で見つかった真紅の宇宙服に身を包んだ死体。この『チャールス』と呼ばれるリナリアンに対する科学者たちの膨大な検証と仮説。葛藤、議論、驚くべき結末。全てにおいて1970年代のSF作品の最高傑作の一つだと思う。

『ルポ 貧困大国アメリカII』堤未果☆☆☆☆☆

誰でも頑張れば成功する可能性があると信じられているアメリカンドリーム。しかし現状は巨大資本と金融マネーでがんじがらめにされており、最富裕層以外は未来像を描けないほど絶望的な状況であるとのルポルタージュ。公教育、特に大学教育、社会保障、医療…

『オタクで女の子な国のモノづくり』川口盛之助☆☆☆★★

日本の会社は高性能/高付加価値な製品を作り続けている。日本市場はガラパゴス化しており、このことはグローバル化した市場では競争力がなく無意味なことだと考えていたが、本書を読んで少し考え方が変わった。 日本には日本にしかできない製品の成熟化、過…

『やりたいことは全部やれ!!』大前研一☆☆☆☆★

企業コンサルトなどで評価の高い大前氏だが、本書ではその行動の原動力となっているバックグラウンドの考え方を書いている。また、今まで実行してきた半生記のようにも読める。 『やりたい事は先延ばしせずにすぐ実行する』『回り道は無駄ではない』『AC(オ…

『携帯電話は人工知能の夢を見るか』溝口文雄☆☆★★★

アンドロイド携帯を持っている身、なおかつ、いつもお世話になっている東京理科大学・坊ちゃん選書だったので期待して読んだが、内容は基本的に人工知能の歴史を振り返るもの。期待していた内容ではなかった。

HT-03Aで通信を遮断する

みんなBIZホーダイに入っている(はずな)ので普段は気にしないパケット料金。しかし鬼通信携帯HT-03Aを海外へ持って行き、普段と同じ使い方をしていると、信じられないパケ料金を請求される可能性が高いと思われる。こんな時はAPNDroidを使えば良いと思われ…

『鳩山由紀夫の政治を科学する』高橋洋一・竹内薫☆☆☆☆★

スタンフォード大学のオペレーションズリサーチのドクターである鳩山由紀夫首相は日本をどの方向に導こうとしているのか。これを民主党マニュフェストを基に考えてゆく本。 マニュフェストを裏読みすると、以下のことが見えてくる。内閣人事、党人事に見え隠…

『レアメタルのふしぎ』齋藤勝裕☆☆☆☆★

「身近なこんなものにもレアメタルが使われているのか!」と感心する。無機化学の復習にも良い。高校生以上向けだと思われるがかなり読みやすい。

『ライ麦畑でつかまえて』J.D.サリンジャー 野崎孝 訳

追悼。再読。10代の頃読んだときは訳が分からなかった。けれども、あの頃の私は主人公のようだったと思うし、人からこんなふうに見られていた。今でもあまり変わっていない。ほんの少し我慢が出来るようになっただけだ。

『トンデモ!韓国経済学入門』三橋貴明☆☆☆★★

韓国の資本主義経済は他国にない独特の色がある。サムスン電気やヒュンダイ自動車が躍進できたわけは?なぜ韓国ではオンラインゲームが発達しているのか?韓流のその後。韓国人の気質とは?整形先進国としての韓国の実態。