2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『日本の常識 世界の非常識』竹村健一☆☆☆☆★

辛らつな意見で有名な同氏だが、考え方を改めるのには良い本。日本はアメリカと中国しか目が行っていないが、世界には多くの国があり、BRICSにもイラクにも注目しなければならない。自衛隊の海外活動は評価されている。相続税は廃止されるべきだ。アメリカに…

トルコとの友好

1980年に起きた紀伊大島の樫野崎でのエルトゥールル号の遭難事件をトルコ国民は忘れていない。日本人は日土関係をもっとよく考える必要がある。

きんこじ

孫悟空が頭につけている輪。緊箍児と書く。三蔵法師が孫悟空の逃亡を防ぐためつけたもので「緊箍呪」という呪文をとなえるとで輪が収縮し頭が締めつけられる。ちなみに『きんこじの眼鏡』はポジティブなことを言うと絞まる眼鏡で糸色望がかけている。

アイギスの盾

ギリシア神話において主神ゼウスが娘の女神アテーナーに与えた防具である。ありとあらゆる邪悪・災厄を払う魔除けの能力を持つとされている。アイギスがアテナに与えられた後、英雄ペルセウスが討伐した魔物メドゥーサの首をアテナはアイギスにはめ込んだ。…

WindowsMobile5.0アプリケーション開発Beginner'sBook 高橋忍

WindowsMobileでのアプリケーション開発を考えて本書を読んだ。WindowsMoileでのアプリケーション開発には有償のVisualStudioが必要。VisualBasicはオブジェクト指向言語であり、VC++を薄皮一枚包んだもので、そんなに馬鹿にした言語ではない。最初のVSの投…

『書斎の造りかた』林望☆☆☆☆☆

書斎を持っている人は少ないと思うが、書斎をほしい人はたくさんいると思う。この本は人生を有意義に過ごすためには書斎が必要であると考えており、この考えには納得させられた。趣味や知的好奇心、自立性を確立させるためには書斎(工房でも可)が必要であ…

『女子大生会計士の事件簿』山田真哉☆☆☆★★

「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」の著者の書いた会社会計に関するフィクション小説。会社会計制度の解説を会計監査事件?をモチーフに書いた大変読みやすく、なおかつ勉強になる本。会計士って案外面白いのかもしれないと思わせる。一般知識として会計制度…

『2009年日本はこうなる』三菱UFJリサーチ&コンサルティング☆☆★★★

定点観測。最近の経済情勢、世界情勢、法改正など多岐にわたる近年のキーワードが解説されている。またその影響が解説されている。内容を鵜呑みにすることはできないが、さまざまな時代を表すキーワードを勉強する上ではよい教科書である。

『宇宙というネットワーク』ジョージAサイルスタット☆★★★★

宇宙の構成から素粒子の振る舞いまでを網羅した物理法則の一貫性を解説した本。極小の世界から極大の世界までつながっていることを説明しているが、焦点が定まらずやたら大きな数字が出てくるだけになっている。どの読者層にもお勧めはしない。

フェルマーの最終定理

数学者ピエール・ド・フェルマーによって記された定理であり、360年間証明できなかった。1995年アンドリュー・ワイルズにより証明された。数学的な話は難しく難解だが、ひとつの大きな問題に取り組む数学者の歴史としてみると大変面白い。